夜あそび探検隊の報告: 〜やっぱり大好き、高尾山!
ほんとうに中止にしようと思っていたんだ。
想像してごらん。
ずぶ濡れで、寒くって、心折れそうな自分がカラス天狗の像かなんかにあざけ笑われるように見下ろされている場面を。しかも大雨、霧の中で真っ暗で孤独だ。
だから、一人でも下見に行ってきてやる、なあんて強がりは降水確率70%で全日推移する予報をみてからは萎えた。
やっぱり「ひとりでも行く」のは朝で街の中に限ったことである。深夜の山は、、無理だ。
ところが、初参加のSTくんはわざわざ仕事休暇取ってまで臨んだ「夜あそび散歩〜」であったため、なにがなんでも行きたかったのだね。「うじいえさん、行きましょうよ」の言葉に我反論は不可能であったのだった。
そしてKTにいたっては、天気に関して呑気(のんき)。「雨なんか降んないっすよきっと!」と言ってのけて参加する気満々。なにを根拠に雨降んないといえる?いえるの?? そういう山を舐めた発言は、決して心強くなんかない、心配こそすれ。
はたして傘を持ってこなかったKT。こいつどーなっても知らんぞ。
〜タンバリンさん、やっぱり来なくて正解。でもある意味残念だったね。来たらそれなりに楽しかったかもね。(!)
渋谷でKTと落ち合い京王線のりかえて終点終電高尾山口駅でSTくんと合流3人がそろったのは日付かわって0時半ちかく。渋谷では降っていなかった雨が、ついにここでは降っていたしっかりと。
このあとの行動。
甲州街道ぞいのファミマで、水、カップ麺、ワイン、魚肉ソーセージ、さやえんどうスナック、を購入。
1時前にケーブルカー清滝駅横より登山開始。1号路〜もっとも整備された舗装路。高尾山唯一の自動車登坂可能なルート。つまり暗くても歩きやすい。しかしのっけから暗闇。小雨。勾配は上のほうよりきついのだ、登り始めのほうが。ヤッケを着ているから汗で湿ってくる。しかし、この暗闇。だんだん慣れてくると懐中電灯の明かりなしでも見えてくるボンヤリと。この暗闇感がたまらない。冒険心をくすぐる。KTもSTくんも、「いがいにおもしろい」を連発。でももしひとりだったら、、おそろしく怖いにちがいない。〜なんかへんな表現?
リフトの上の乗り場の明かりまでに、明かりといえば中間にひとつのみ。
そしてケーブルカーの上の駅で雨宿り。2時頃。
ここからはわりと平坦で明かりも連続して歩きやすい。さる園からは高尾山薬王院のながい山門のみち。霧のなか灯籠が続くのは幻想的。
2時半前後には薬王院のなかを探検。いままでこのお寺の全貌は知らなかったが、かなり広くて複雑な配置のお寺だ。奥のほうに弁天洞というちょっとした祠の洞窟があった。このてらのなかを30分くらいウロチョロした。とにかく幻想的な時間だったとおもう。我々のために(誰にも会うことはなかったもの。明るくなるまでは。)明かりは灯してあるし、いくつかの仏像様ものぞけたしね。
この裏からさらに小30分また完全な闇の中を歩いて頂上(599m)に到着。3時すぎ。とうぜん誰もいない。いい按配に屋根つきテーブル・ベンチ・コーナーがあるではないですか!
始終小雨は降りっぱなしだから、しっぽり濡れてしまっている。さっそく、UJがドンキで仕入れたクッカー&バーナーでお湯沸かす。赤の安ワインで乾杯。STくんがチーズをもってきてくれた。ちょっと寒いとこで、カップ麺はありがたい。ほんとこういうシチュエイションでは何食べてもおいしい、っていうか感動する。4時すぎて明るくなってくる。鳥が鳴く。雨はなんとなく上がる感じ。でもガスっていて眺望はない。
4時半まえに下山開始。6号路のビワ滝コース。続く階段はぬかるんでいる。曇っているから薄暗いのだが、やはり新緑は目にあざやか。途中からは沢の流れに沿って下る長いダウン・バイ・ザ・リバーなコース。いつしか3人とも無口になってウトウトし始める歩きながら。先頭のKTは低くなった幹にあたまをぶつけたり。
この夜から初めて他人にあったのは後ろから抜かされた若いスポーツ系ハイカー。すごい勢いで走り降りていった。
下山1時間でビワ滝。行者の修行でいまでも滝に打たれたりする行場だそうだ。軒先の乾いたところにしゃがみこんでいたら一瞬みな眠ってしまった。
あと小30分で駅まで帰れる。6時近くなると始発電車できたハイカーたちが(大抵おじさんおばさん)登ってきてすれ違う。そして無事に高尾山口駅まで戻った。おつかれさま。
天気は回復傾向なのか、どんどんハイカーたちが電車から降りてくる。犬連れが多いのもここの山の特徴?前に午前中来たときも犬、多かったな。犬も登る高尾山。
このあと、高尾のJRホームで駅そば、これが7時。京王線で渋谷まで戻って解散、8時すぎ。
このあとST君とUJは温泉に行きたいと武蔵小山の朝銭湯に。長湯オーケーのST君と温泉を堪能。9〜12時。
武蔵小山パルム商店街のちょっと裏にはいったとこの立ち飲み屋でハイボール引っかけてまた渋谷に戻って解散。UJは仕事でパラドックスへ。
この立飲み屋、サイコー!安いし上手いし2人のオネーサンがキレイだし。。塩モツ煮込みは絶品。STくんは感動していました。ポテサラも鯨の竜田揚げもレバカツも旨かった。前出のチュニジア料理のとなり。昼からやってるんだもの。オヤジ臭くないよ、僕より若い人多かったよ。
ああ、遊んだあそんだ。今ふくらはぎ筋肉痛だけどね。男だけだとどんどん歩いちゃうからね。いちおう2人よりもひとまわり歳上なんだから。秋にタンバリンさんと登ったときには痛くならなかったのにね。高尾山ガシガシ登るとキツイわ。(犬でも登るのに、、)
そんなこんなで、やっぱり高尾山はいいわ。何度でも行けるね。
KTはもういい、って言ってるけどUJは飽きません。
散歩も、登山も、やっぱり楽しいや。
こんどこそ、正統派「夜あそび散歩倶楽部」成功させたいです。
下見もバッチリですし。
って言うか毎年恒例化してもいい。
あと、ナイトハイクもはまりそう。鎌倉もいいぞきっと。多摩センターに「よこやまの道」ってのも発見したからね、いつかやる。
散歩倶楽部、次週末はGMOWのスタジオのためなしにします。(新GMOWの初ライブは8月に入りそうです)
6月12日(土)の終電からのやり直し、高尾山。
参加表明待っています。新月だから、完全な闇かな?
〜頂上で、宴会だぁ!
BGM: エマーソン・レイク&パーマー /展覧会の絵
FMでかかった。なつかしい高校の頃。今聞いても古臭くない。クラシックの曲だからか?
もう6月ですね。
またひとつ歳をかぞえます。
Black Water(11日)と、Green Flames(15日)とライブが2つある。
フットペダルは結局、Pearl社のチェーン駆動のを購入しちゃった。中古で格安ででてたものを。
試奏してみたら案外イケたから。〜住めば都、慣れれば名器。
想像してごらん。
ずぶ濡れで、寒くって、心折れそうな自分がカラス天狗の像かなんかにあざけ笑われるように見下ろされている場面を。しかも大雨、霧の中で真っ暗で孤独だ。
だから、一人でも下見に行ってきてやる、なあんて強がりは降水確率70%で全日推移する予報をみてからは萎えた。
やっぱり「ひとりでも行く」のは朝で街の中に限ったことである。深夜の山は、、無理だ。
ところが、初参加のSTくんはわざわざ仕事休暇取ってまで臨んだ「夜あそび散歩〜」であったため、なにがなんでも行きたかったのだね。「うじいえさん、行きましょうよ」の言葉に我反論は不可能であったのだった。
そしてKTにいたっては、天気に関して呑気(のんき)。「雨なんか降んないっすよきっと!」と言ってのけて参加する気満々。なにを根拠に雨降んないといえる?いえるの?? そういう山を舐めた発言は、決して心強くなんかない、心配こそすれ。
はたして傘を持ってこなかったKT。こいつどーなっても知らんぞ。
〜タンバリンさん、やっぱり来なくて正解。でもある意味残念だったね。来たらそれなりに楽しかったかもね。(!)
渋谷でKTと落ち合い京王線のりかえて終点終電高尾山口駅でSTくんと合流3人がそろったのは日付かわって0時半ちかく。渋谷では降っていなかった雨が、ついにここでは降っていたしっかりと。
このあとの行動。
甲州街道ぞいのファミマで、水、カップ麺、ワイン、魚肉ソーセージ、さやえんどうスナック、を購入。
1時前にケーブルカー清滝駅横より登山開始。1号路〜もっとも整備された舗装路。高尾山唯一の自動車登坂可能なルート。つまり暗くても歩きやすい。しかしのっけから暗闇。小雨。勾配は上のほうよりきついのだ、登り始めのほうが。ヤッケを着ているから汗で湿ってくる。しかし、この暗闇。だんだん慣れてくると懐中電灯の明かりなしでも見えてくるボンヤリと。この暗闇感がたまらない。冒険心をくすぐる。KTもSTくんも、「いがいにおもしろい」を連発。でももしひとりだったら、、おそろしく怖いにちがいない。〜なんかへんな表現?
リフトの上の乗り場の明かりまでに、明かりといえば中間にひとつのみ。
そしてケーブルカーの上の駅で雨宿り。2時頃。
ここからはわりと平坦で明かりも連続して歩きやすい。さる園からは高尾山薬王院のながい山門のみち。霧のなか灯籠が続くのは幻想的。
2時半前後には薬王院のなかを探検。いままでこのお寺の全貌は知らなかったが、かなり広くて複雑な配置のお寺だ。奥のほうに弁天洞というちょっとした祠の洞窟があった。このてらのなかを30分くらいウロチョロした。とにかく幻想的な時間だったとおもう。我々のために(誰にも会うことはなかったもの。明るくなるまでは。)明かりは灯してあるし、いくつかの仏像様ものぞけたしね。
この裏からさらに小30分また完全な闇の中を歩いて頂上(599m)に到着。3時すぎ。とうぜん誰もいない。いい按配に屋根つきテーブル・ベンチ・コーナーがあるではないですか!
始終小雨は降りっぱなしだから、しっぽり濡れてしまっている。さっそく、UJがドンキで仕入れたクッカー&バーナーでお湯沸かす。赤の安ワインで乾杯。STくんがチーズをもってきてくれた。ちょっと寒いとこで、カップ麺はありがたい。ほんとこういうシチュエイションでは何食べてもおいしい、っていうか感動する。4時すぎて明るくなってくる。鳥が鳴く。雨はなんとなく上がる感じ。でもガスっていて眺望はない。
4時半まえに下山開始。6号路のビワ滝コース。続く階段はぬかるんでいる。曇っているから薄暗いのだが、やはり新緑は目にあざやか。途中からは沢の流れに沿って下る長いダウン・バイ・ザ・リバーなコース。いつしか3人とも無口になってウトウトし始める歩きながら。先頭のKTは低くなった幹にあたまをぶつけたり。
この夜から初めて他人にあったのは後ろから抜かされた若いスポーツ系ハイカー。すごい勢いで走り降りていった。
下山1時間でビワ滝。行者の修行でいまでも滝に打たれたりする行場だそうだ。軒先の乾いたところにしゃがみこんでいたら一瞬みな眠ってしまった。
あと小30分で駅まで帰れる。6時近くなると始発電車できたハイカーたちが(大抵おじさんおばさん)登ってきてすれ違う。そして無事に高尾山口駅まで戻った。おつかれさま。
天気は回復傾向なのか、どんどんハイカーたちが電車から降りてくる。犬連れが多いのもここの山の特徴?前に午前中来たときも犬、多かったな。犬も登る高尾山。
このあと、高尾のJRホームで駅そば、これが7時。京王線で渋谷まで戻って解散、8時すぎ。
このあとST君とUJは温泉に行きたいと武蔵小山の朝銭湯に。長湯オーケーのST君と温泉を堪能。9〜12時。
武蔵小山パルム商店街のちょっと裏にはいったとこの立ち飲み屋でハイボール引っかけてまた渋谷に戻って解散。UJは仕事でパラドックスへ。
この立飲み屋、サイコー!安いし上手いし2人のオネーサンがキレイだし。。塩モツ煮込みは絶品。STくんは感動していました。ポテサラも鯨の竜田揚げもレバカツも旨かった。前出のチュニジア料理のとなり。昼からやってるんだもの。オヤジ臭くないよ、僕より若い人多かったよ。
ああ、遊んだあそんだ。今ふくらはぎ筋肉痛だけどね。男だけだとどんどん歩いちゃうからね。いちおう2人よりもひとまわり歳上なんだから。秋にタンバリンさんと登ったときには痛くならなかったのにね。高尾山ガシガシ登るとキツイわ。(犬でも登るのに、、)
そんなこんなで、やっぱり高尾山はいいわ。何度でも行けるね。
KTはもういい、って言ってるけどUJは飽きません。
散歩も、登山も、やっぱり楽しいや。
こんどこそ、正統派「夜あそび散歩倶楽部」成功させたいです。
下見もバッチリですし。
って言うか毎年恒例化してもいい。
あと、ナイトハイクもはまりそう。鎌倉もいいぞきっと。多摩センターに「よこやまの道」ってのも発見したからね、いつかやる。
散歩倶楽部、次週末はGMOWのスタジオのためなしにします。(新GMOWの初ライブは8月に入りそうです)
6月12日(土)の終電からのやり直し、高尾山。
参加表明待っています。新月だから、完全な闇かな?
〜頂上で、宴会だぁ!
BGM: エマーソン・レイク&パーマー /展覧会の絵
FMでかかった。なつかしい高校の頃。今聞いても古臭くない。クラシックの曲だからか?
もう6月ですね。
またひとつ歳をかぞえます。
Black Water(11日)と、Green Flames(15日)とライブが2つある。
フットペダルは結局、Pearl社のチェーン駆動のを購入しちゃった。中古で格安ででてたものを。
試奏してみたら案外イケたから。〜住めば都、慣れれば名器。
- 2010.05.31 Monday
- レビュー(行った見た食べた買った等)
- 15:12
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- by 氏家悠路(UJ/うじいえゆうろ)